テラセル擁壁工法関連商品

テラセルマットレス工法

テラセル擁壁工法

テラセルマットレス工法

ハニカム構造を有するジオセルマットレスによる支持力改善工法

テラセルと砕石とのせん断抵抗により、テラセルマットレス上に設置する構造物の荷重を分散させ、基礎地盤の支持力不足を改善する工法です。
ハニカム構造のテラセルが中詰材の砕石を拘束する事で、立体かつ盤状「マットレス」を形成し、構造物を設置する基礎地盤を補強します。

工法の特徴

■置換工法と比べ、対策する範囲を低減できます
■材料が軽量かつ特殊作業を要しないため、施工性に優れ工期短縮ができます。

■中詰材をテラセルに充し高速するため、側方流動を防止できます。
■不同沈下を抑制できます。

テラセル擁壁工法 NETIS登録番号：KT-090023-VE

切土・盛土のり面を保護

展開したテラセル（ジオセル）に現地発生土や砕石を充填し、段積みする事で擁壁を構築し、切土・盛土のり面を保護する方法です。
岸壁用として最も汎用的なV防舷材をはじめ漁港用FA防舷材、大型MW防舷材等各種取りそろえております。

工法の特徴

■高い耐候性・耐薬品性
テラセルの原材料は高密度ポリエチレンを使用し、表面のシートには厚さ1.5mmのシートにテクスチャー加工（0.2mm）を施しているため、十分な耐候性を持っております。また、耐薬品性にも優れており、酸性土・アルカリ性土などのあらゆる土壌に適応します。
■簡単で素早い施工性
使用する部材が少なく、施工方法も展開・充填・転圧の繰り返し作業のため、施工時間の短縮が可能です。そのため、狭小な現場や災害復旧に能力を発揮します。また、コンクリートを使用しないため、養生機関が不要で工期短縮が可能です。
■緑化が可能
植生可能な中詰材を使用することで、セットバックした部分への植生工や在来種の飛来による緑化ができます。

■軽量でコンパクト
テラセル擁壁工法に使用するテラセルは約4kg/枚と軽量なため容易に運搬ができます。
■様々な中詰材の使用が可能
テラセルはハニカム構造のため、中詰材を高速する事で現地発生土や砕石等の様々な中詰材を状況に応じて使用できます。
■現地に応じた高い適応力と柔軟性
壁面配1:0.1~1.0で壁高8mまでの高さに対応可能で、現地の状況に合わせた曲線部の施工や勾配の変化も容易に対応できます。
また、フレキシブルな材料のため、基礎コンクリートが不要で、ある程度の地盤の不等沈澱下にも追従します。